割り切り

割り切り女子のミキちゃんは、学校では周りの女子から「エロエロミキティ」と呼ばれているそうだ。
「別にあたし、裏では割り切りやってても、表では普通の子のつもりなんだけどね」
ミキちゃんはそう言って、不満そうに口を尖らせる。
確かに、ぱっと見は「エロエロミキティ」には見えない。「キラキラミキティ」くらいならまだわかる。
僕たちは、ホテルの一室で、事に及ぶ前にコーヒーを飲み交わしながら話していた。
ミキちゃんが立ち上がって、僕に見せるようにくるりと一回転する。
「ほら見てよ。ちっぱいだし、お尻だって人並みだし、皆があたしに感じるエロ要素がわっかんないなー」
確かに本人がおっしゃる通り、だらっとしたデカTのためかもしれないが、まだまだ女の子の体つきである。
同年代でも、こちらが息を飲んでしまうようなセクシャルデンジャラスボディな女子はいっぱいいる。
ただ、お小遣い稼ぎの手段に割り切りをやるような女の子だから、何となく匂いと言うか雰囲気で分かってしまうのではないだろうか?
「でも、私、エロくないよ?感じたことないし、おちんぽ大好き!てわけでもないし」
割り切り
まあ、開けっぴろげすぎて、きっと普段からごく自然に今のようなエロワードを口にしてしまっているのではないか。
そこを拾われて「エロだ!エロエロミキティだ!」とからかわれているのだろう。
「エロエロな割には、声かけてくれる男のひとって、割り切りのおじさんばかりだけどね」
そりゃそうだ。もし、同級生にエロエロなんて呼ばれている子がいたら、男子は引いてしまう。
僕にはよくわからないイマドキの学生事情だが、彼女に同性人気があることは分かった。同性人気の女の子に悪い子はいない。
「さて、一息ついたし、そろそろやりますか?」
エロエロミキティは、腰に手を当てて気合を入れながら宣言すると、その手でがばっとデカTを脱いだ。
僕の前でブラとパンツ姿になったミキちゃんを見て、僕は瞬時に考えを改めた。
体のラインがわかりにくいデカTとその性格がフィルターをかけているが、僕の前にあるのは紛れもなく女神のボディだった。
同年代の鈍い男にはわからないはず。ただ、勘のいい同性は本能で彼女が男好きのする体の持ち主だと察していたのだ。
そして、ベットの中でも、確かに、彼女はエロエロミキティだった。
パトロンの意味
パトロンとは